エレベータの着床スイッチとしてベスタクト磁気近接スイッチが採用されています。 エレベータ床面と到着フロア床面の一致を検出し、ドアを開く指令を出力します。 |
採用のポイント 従来の光電センサは電源が必要で、さらに虫や結露などに反応して誤作動を起こすことがありました。また、一般的なリードスイッチ内蔵のセンサでは、電線の浮遊容量により故障することがありました。 そこで採用されたベスタクト磁気近接スイッチPSMOシリーズは、電源が不要で省配線化でき、また虫や結露などによる誤作動のリスクを軽減することで、安定した位置検知を実現します。 さらに接点の投入容量も大きいため電線の浮遊容量による故障のリスクを軽減できます。 採用製品 |
エレベータかごの位置検出用のスイッチにベスタクト磁気近接スイッチが採用されています。各階に設置されたスイッチがかごの通過によって動作し、その動作状態を保持することで、その接点状態からかごの位置を検出します。また、停電が発生した場合でも接点状態が保持されるため、停電復旧後も停電前のエレベータ位置を保持しています。 |
採用のポイント 従来は停電から復旧した際にエレベータかご位置情報の再設定のため、リセット位置までかごを移動させる必要がありました。 そこで電源不要で接点状態(ON/OFF状態)を保持可能なベスタクト磁気近接スイッチPSMMシリーズを採用することで、停電が発生してもかご位置情報を保持できる位置検出スイッチとして使用されています。 採用製品 |
立駐機の台座位置検出にベスタクト磁気近接スイッチが採用されています。雨や埃などが発生する悪環境下で、台座の停止位置を検出します。 |
採用のポイント 従来のリミットスイッチは屋外環境で使用されることで、レバーの根元にゴミが詰まるなどの要因で動作せず、台座の位置検知ができないことがありました。 そこで非接触で位置を検出するベスタクト磁気近接スイッチPSMS-RVシリーズが採用され、雨や埃などの悪環境の影響を受けにくいIP67相当の保護構造と、独自の接点構造による高耐久性により、立駐機の安定稼働に貢献しています。 採用製品 |